360度カメラのおすすめ商品はどれ?
前後左右も上下も撮れる360度カメラは、イベントやレジャーにこそ持っていきたいアイテム。しかし、ユニークなアイテムだけに、何を基準に選べばいいのか悩む人も多いはず。
そこで今回は、カメラ選びのプロが360度カメラの選び方・おすすめの機種をズバリ解説します!
- 1 この記事はこんな人におすすめ!
- 2 カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(1)|360度カメラをメジャーにしたシリーズの上位モデル「リコー THETA V」
- 3 カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(2)|4Kを超える5.7K画質の動画が撮れるハイエンドモデル「Insta360 ONE X」
- 4 カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(3)|180度の3Dと360度の2Dを1台で撮れるギミックを備えた「Vuze XR Dual VR Camera」
- 5 【口コミ・レビュー】「リコー THETA V」・「Insta360 ONE X」・「Vuze XR Dual VR Camera」
- 6 【まとめ】カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」はコレだ!
この記事はこんな人におすすめ!
- カメラ選びの専門家がおすすめする360度カメラがどれなのか知りたい方
- 360度カメラの違いが知りたい方
- アウトドアやイベントに出かける機会の多い方
- 普通のカメラでは撮れないユニークな写真が撮りたい方
前後左右に上下、360度全方向を1枚の写真に収められるのが「360度カメラ」です。
撮影した写真は、そのままでは景色の歪んだパノラマ写真にしか見えません。しかし、専用のビューワーで開くと景色が補正され、360度どの方向も写っている写真になるのです。
本来、カメラは景色を切り取るものでしたが、360度カメラはその概念を覆しました。
シャッターを切った瞬間すべての景色が写るので、イベントやパーティーなど、その場の雰囲気ごと写真に収めることができるのです。
最近はVR(バーチャルリアリティー)技術に組み込むことで、VRゴーグルを使ってその場にいるような視覚体験が手軽に得られるようになりました。不動産店で物件の内覧などに利用されています。
そんな360度カメラは、手頃なデジタルガジェットとして製品が出そろってきており、一般ユーザーでも簡単に買えるようになりました。
そこでこの記事では、カメラ選びのプロがおすすめの360度カメラを3つに絞って紹介します!
カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(1)|360度カメラをメジャーにしたシリーズの上位モデル「リコー THETA V」
リコー「THETA」は、360度カメラのパイオニア的シリーズです。
簡単操作と手ごろな価格で360度写真を実現し、360度カメラというアイテムをメジャーにしました。
カメラメーカーでもあるリコーの製品ということで、その性能は折り紙付き、順調に進化を重ねています。
「THETA V」はTHETAシリーズの上位モデルで、マニュアル撮影モード・4K動画撮影機能・4chのマイク性能にライブストリーミング対応など、多彩な機能を備えています。
国内大手メーカーのリコーなだけに、水中ハウジングケースや外付けマイクといったアクセサリーなど周辺機器も充実しています。
また、THETAで撮影した360度の写真や動画を、Webサイトに埋め込んで公開できるビジネス用のサービスも用意しているのが、リコーの強みです。
プライベートで楽しむことも、ビジネスに役立てることもできるのが、リコー「THETA V」なのです。
【公式動画】360°旅撮りレッスン「 RICOH THETA」
カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(2)|4Kを超える5.7K画質の動画が撮れるハイエンドモデル「Insta360 ONE X」
Insta360は中国のデジタルガジェットメーカー、Shenzhen Arashi Vision社のカメラシリーズです。
多彩なカメラをラインナップしており、「ONE X」はアクションカメララインのフラッグシップモデルにあたります。
360度カメラでありながらアクションカメラでもあり、過酷な状況下でも全天球画像・動画を撮影可能。
スノーボードやマウンテンバイクなど激しい振動の最中でも安定した撮影を可能にする、強力な手ブレ補正機能を搭載しています。
また動画撮影機能は、4Kを超える5.7K画質で撮影可能。なお、5.7K画質での撮影時はフレームレートが秒間30コマにあたる30fpsになります。
4K画質では50fps、3K画質では100fpsまでフレームレートが上がります。
フレームレートが高くなるほど、激しい動きでも滑らかに見えるので、映像の精細感をとるか滑らかさをとるか、悩ましい選択を迫られそうです。
360度撮影でネックなのが、カメラを操作する人まで写り込んでしまうこと。自撮り棒が写ってしまうのはちょっと興覚めですよね。
「ONE X」では独自のアルゴリズムを採用し、自撮り棒を画像加工で消す機能を備えています。
アクセサリーのGPSリモコンと連携させると地図に移動ルートをマッピング可能で、動画撮影時の速度、方向、標高、位置、ルート情報などを紐づけることができます。
アウトドアやスポーツでの撮影に利用すれば、記録映像として高い資料性をもつでしょう。
「ONE X」はInsta360シリーズのフラッグシップモデルだけあって、非常に高性能な「360度カメラ」です。
動画を強力な手ブレ補正+5.7Kもの高画質で撮れることから、「とりあえず撮っておいてあとからおいしいシーンを切り出す」といった、手軽さと確実性を両立しているので、「360度カメラ」で迷ったら「ONE X」を選ぶのが間違いなさそうです。
【公式動画】Insta360 ONE X
カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」(3)|180度の3Dと360度の2Dを1台で撮れるギミックを備えた「Vuze XR Dual VR Camera」
360度カメラの仕組みは、180度の円周魚眼レンズを2つ組み合わせて、360度の全天球画像を生成します。
「Vuze XR Dual VR Camera」は、この魚眼レンズが開閉するというユニークなギミックを備えています。
レンズが閉じているときは、他の360度カメラと同じく全天球撮影が可能。
そしてレンズを開くと2つのレンズが同じ方向を向いて左右に並ぶ配置になります。これで撮影した画像は、180度の立体画像になるのです。
VRゴーグルを使えば、180度の3Dと360度の2D、2種類のVRコンテンツで異なる没入感を体験できます。同じシーンでも違う興奮が味わえる、一石二鳥のカメラといえるでしょう。
【公式動画】Vuze XR: Dual 360°
【口コミ・レビュー】「リコー THETA V」・「Insta360 ONE X」・「Vuze XR Dual VR Camera」
全天球カメラ RICOH THETA V を1~2日使い倒してみた感想は、ギミックとしてはこれ以上なく面白い、でもSNSにアップすること前提時代のカメラとするとこれ以上なく扱いが難しいとも思えました。周りにあるものとにかく何でも誰でも映ってしまって、360度動画のままの面白さをネットに上げにくいですね pic.twitter.com/ayAb5MfehU
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) June 23, 2019
準備編集含め面倒臭さハンパないwwでもこれでしか撮れないのもあるなぁ / “【投げるカメラ!】Insta360 ONE Xのドリフトダーツで360度カメラの新体験【使用レビュー】 – スカイフィッシュのドローンブログ -DJIのDroneで空撮するBLOG-” https://t.co/GGhUEpImfT
— ぼっちさん (@Apps_surf) August 2, 2019
♦️夏の思い出×360度カメラ♦️
Vuze XRと自撮り棒でドローン風ショット
羊蹄山を眺めながらコーヒータイム#vuzexr #360度カメラで遊ぼう #vr #vrアンバサダー pic.twitter.com/9C1phzoz2U— イエノブォーリー♦プペルVR開催9/22-28♦VRアンバサダー (@YeahNobori) September 8, 2019
【まとめ】カメラ選びのプロがおすすめする「360度カメラ」はコレだ!
国内メーカー大手の製品で安心感抜群!初心者でも使いやすいリコー「THETA V」
今回ご紹介しました3モデルともスペックはほぼ同一。
リコー「THETA V」は5.7K動画が撮影できませんが、国内メーカー製なので初心者でも使いやすくおすすめの360度カメラです!
セルフィーをたくさん撮る人なら、自撮り棒を消せるInsta360「ONE X」
3Dゴーグルと組み合わせて多彩な画像や映像を作るなら
全天球の2D撮影のほか、180°の3D撮影もできる「Vuze XR Dual VR Camera」は、3Dゴーグルと組み合わせて多彩な画像や映像が作りたい方におすすめ!