ドローンを選ぶなら、おすすめの機種はコレ!
ドローンのトップメーカー「DJI」は、業務用からホビー用まで、多くのドローンをラインナップしています。この記事では、本格的な空撮ができる高性能モデルや飛ばして遊べる入門用モデルなど、ドローンで何をしたいか目的に応じた、本当のオススメモデルをご紹介します。
- 1 この記事はこんな人におすすめ!
- 2 本格的にドローンの腕を磨きたい方なら|DJI「PHANTOM4 PRO V2.0」
- 3 【公式動画】「DJI PHANTOM4」紹介映像
- 4 「PHANTOM4 PRO V2.0」の性能まとめ
- 5 映像表現にこだわりたいなら|コンパクトさと高性能を両立したDJI「MAVIC 2」
- 6 【公式動画】「DJI MAVIC 2」紹介映像
- 7 気軽にドローンを楽しむなら|手のひらサイズのコンパクトドローン DJI「SPARK」
- 8 【公式動画】「DJI SPARK」紹介映像
- 9 「SPARK」の性能まとめ
- 10 DJIのドローン「PHANTOM4 PRO V2.0」「MAVIC 2」「SPARK」の口コミ・評判
- 11 【まとめ】ドローンの覇者「DJI」の厳選おすすめモデル3種【2019年 最新版】
この記事はこんな人におすすめ!
- ドローンに興味があるけど、どの機種を選べばいいか分からない方
- 自分の使用目的・用途に合ったドローンのモデルがどれか知りたい方
- ドローンの機種毎に性能の違いを知りたい方
レースや空撮などのホビー用途から、測量や農薬散布といった業務用途まで、今やドローンは幅広く活用されています。
業務用のドローンは自動車が買えるくらい高価なものですが、ホビー用途のドローンは安いものなら1万円で購入でき、家電量販店などのドローン売り場では、多彩なラインナップが揃っています。
しかし、選択肢が豊富なのはいいですが、これからドローンを始める初心者にとっては、どれを選べばいいのかわからないでしょう。
そこでこの記事では、ドローン初心者のために「これを選べば間違いなし!」といえるドローンを、用途に合わせて紹介します!
本格的にドローンの腕を磨きたい方なら|DJI「PHANTOM4 PRO V2.0」
今回紹介するドローンは、いずれもDJIというメーカーのものです。DJIはドローン業界を代表するメーカーで、新製品発表のたびに大きな注目を集めているんです。
DJIの「PHANTOM4 PRO V2.0」というドローンは、プロの現場でも使われるほどの高性能ながら、一般ユーザーにも手が届く価格のモデルです。曲線のラインが美しい白いボディは、「ドローンといえばこの形だよね」というイメージがあるほどメジャーな機種なんですね!
「PHANTOM4 PRO V2.0」は、高画質な写真と動画が撮れるカメラを搭載。上空からの美しい景色を高画質で残すことができます。
また、機体の位置を正確にチェックするGPSに加えて、障害物を検知する障害物検知機能なども搭載しています。安全装置が充実しているので、初心者でも安定したフライトができるようになっています。
ドローンの安全機能をオフにするATTIモードで練習できる
今回紹介するドローンの中で「PHANTOM4 PRO V2.0」だけの機能として、「ATTIモード」というフライトモードがあります。ATTIモードとは、GPSや障害物検知機能といった安全装置をオフにしてフライトするモード。オンのときに比べてシビアな操縦が要求される、いわばマニュアルモードともいえます。
なぜ、ATTIモードがいいのでしょうか?それは、「フライト中に突然GPSなど安全機能が効かなくなったら」という状況で飛ばせるからです。ドローンを飛ばすときは必ず安全機能をオンにしますが、GPSの誤作動といった予想外のトラブルに見舞われるかもしれません。
GPSが効いていないとドローンは風に流されてしまい、障害物検知機能がオフの場合は障害物に接近してもそのままぶつかってしまうでしょう。もしそうなっても、普段からATTIモードで練習しておけば、あわてず対処できます。
将来、空撮や測量などでドローンを仕事に使いたいと思っている人やドローンの腕を磨きたいという高い目標を持っている人なら、私は「PHANTOM4 PRO V2.0」をおすすめします!
ほかのモデルに比べて高価ですがプロの現場でも十分な性能をもっており、ATTIモードで飛行トレーニングにも対応できるからです。
【公式動画】「DJI PHANTOM4」紹介映像
「PHANTOM4 PRO V2.0」の性能まとめ
- 価格:★★☆☆☆
基本セットで約20万円と、かなり高価。
- 安全機能:★★★★★
GPS、前後と下に取り付けられたビジョンセンサーによって安定した飛行ができる。障害物検知機能によって衝突しそうになったら自動で停止。
- カメラ性能:★★★★★
4K画質の動画が撮影できる大型センサーを搭載。プロレベルの写真と動画が撮れる。
- コンパクトさ:★☆☆☆☆
バッテリーとプロペラを含んだ本体重量は約1.4kg。手持ちで運ぶにはかなりつらい。
映像表現にこだわりたいなら|コンパクトさと高性能を両立したDJI「MAVIC 2」
「MAVIC 2」は、DJIドローンの最新モデルです(2019年7月時点)。白い流線型のボディで美しいイメージの「PHANTOM4 PRO V2.0」と比べると、ダークグレーでロボット的なデザインの「MAVIC 2」は、カッコイイ印象がありますね。
「MAVIC 2」は最新モデルだけあって、「PHANTOM4 PRO V2.0」にも劣らない高性能ぶりです。中でも注目なのが2パターンから選べるカメラ性能です。
高画質とズーム機能のどちらかを選べるカメラ性能
実は「MAVIC 2」は、「MAVIC 2 Pro」と「MAVIC 2 Zoom」の2種類があるのです。違いは、Proは高画質なこと、Zoomは画質はやや下がりますが2倍ズームができることです。ProとZoom、どちらを選ぶべきかは、どんな撮影をしたいかで決めましょう。
Proのカメラは、「PHANTOM4 PRO V2.0」とほぼ同じ性能です。大型のセンサーに約2000万画素で、高画質な撮影ができます。このカメラ性能を「PHANTOM4 PRO V2.0」よりもずっと小型のボディで使えるのです。
「MAVIC 2」の本体サイズは、手持ちでも軽々運べるくらいのコンパクトさと重量です。たとえばハイキングやトレッキングなど、自分の足で移動するときにドローンを持っていき、かつ最高の画質で撮りたい!という人は、「MAVIC 2 Pro」がいちばんオススメです!
それに対してZoomのカメラは、Proに比べて画素数は約1200万と少なく、色の表現力などではやや劣ります。その代わりに備える2倍ズーム性能は、撮影の対応力を大幅に広げてくれます!
ズーム機能があると、「被写体に近づかなくても大きく写せるので安全」というメリットがあります。また、「同じアングルからでもズームによって違うイメージの画が撮れる」と表現の幅も広がるのです。写真や映像で作品を作るクリエイターなら、「MAVIC 2 Zoom」が最適といえます!
本音を言えば、Proのカメラにズーム機能がつけば最高なんですけどね……。DJIさん、お願いします!
なお、カメラ以外の性能はPro・Zoomどちらも同じです。「MAVIC 2」は飛行性能もとても高いドローンです。「PHANTOM4 PRO V2.0」にも引けをとらない安全性能をもっていて、障害物検知機能は前後左右と上下と、全方向をカバー。GPSも加わり、初心者でも安定してフライトできます!
【公式動画】「DJI MAVIC 2」紹介映像
「MAVIC 2」の性能まとめ
- 価格:★★★☆☆
Proは基本セットで約19万円、Zoomは基本セットで約16万円。
- 安全機能:★★★★★
Pro・Zoomどちらも「PHANTOM4 PRO V2.0」並みに安全機能が充実。
- カメラ性能:★★★★★
Proは高画質、Zoomは表現力に優れたカメラ。用途に応じて好きな方をチョイス!
- コンパクトさ:★★★☆☆
プロペラとバッテリーを含む本体重量は約900g。本体は折りたたみ構造で、使わないときはとてもコンパクトに収まる。
気軽にドローンを楽しむなら|手のひらサイズのコンパクトドローン DJI「SPARK」
「SPARK」は、手のひらサイズのドローンです。今回紹介した3モデルでは、いちばんコンパクトで軽いボディが特徴です。小さめのカバンにも入れられるほどのサイズなので、気軽に持ち出すことができます。
「PHANTOM4 PRO V2.0」と「MAVIC 2」が4K画質の動画を撮れるのに対して、「SPARK」で撮れる動画はフルHD画質に限られます。ほかにもスペック面ではほかの2モデルに比べて低い「SPARK」ですが、そのぶん価格が安いため手に入れやすいドローンでもあります。
「SPARK」はスペックが低いとはいえ、GPSや障害物認識機能などの安全装置はしっかり搭載されているので、「PHANTOM4 PRO V2.0」と「MAVIC 2」と同じように初心者でも安定して飛ばすことができます。
映像作品づくりや業務でドローンを使うつもりはなく、気軽に飛ばせるドローンが欲しい、レジャー用に楽しくドローンを使ってみたいといった人に、「SPARK」はオススメです!
【公式動画】「DJI SPARK」紹介映像
「SPARK」の性能まとめ
- 価格:★★★★★
SPARKは基本セットで約7万円と、ほかの2モデルの半額以下。
- 安全機能:★★★★☆
GPSや障害物認識機能を搭載していて安全性能は高い。
- カメラ性能:★★★☆☆
動画の最高画質はフルHDまで。
- コンパクトさ:★★★★★
手のひらサイズの小ささで、プロペラとバッテリーを含む本体重量も約300g。
DJIのドローン「PHANTOM4 PRO V2.0」「MAVIC 2」「SPARK」の口コミ・評判
「PHANTOM4 PRO V2.0」「MAVIC 2」「SPARK」それぞれの口コミを調べてみました!
本日、久々にドローン空撮してきました⌘ 相棒ファントム4 の自動帰還するシーンです( ^ω^ )ホームポイントへ、ほぼ正確に自動着陸します。今日も頑張って飛んでくれました٩( 'ω' )و
現在、ドローン業界の中では独走状態の中国のDJIの製品がずば抜けて高性能なので今後もDJI一択になりそうです⌘ pic.twitter.com/OmvSH00JwQ— チワワン (@4VyczlmHPjgSL4r) June 19, 2019
DJIのドローンは離陸した場所まで自動で正確に戻ってくる機能までもっています。飛行機でも離陸と着陸はいちばん緊張するときといわれているので、それを自動でやってくれるのはありがたいですね!
Mavicはコンパクトでいいな。海外旅行にphantomはデカすぎるわ😥 / 2件のコメント https://t.co/FiFam4QVe0 “【沖縄旅行】ドローン、カメラを持って沖縄に行ってきた!【DJI Mavic2 Pro】 – スカイフィッシュのドローンブログ -DJIのDroneで空撮するBLOG-” (4 users) https://t.co/tUqF69wf0M
— ぼっちさん (@Apps_surf) July 26, 2019
少しでも荷物を少なくしたい旅行では、コンパクトさと高機能を両立したMAVIC 2は心強い味方です!旅行先の風景はできるだけきれいな画質で残したいですからね!
とりあえずで入門機のDJI spark 買った。これならハイエンドモデルより持ち運びしやすいし、一眼並みの画質求めなければ趣味用としては十分すぎるスペックがあるので、もうこれでいいかと思い始めた。まだ使ってないけど。 pic.twitter.com/57dMuqiwp1
— 若気ノイタリー (@WAKAGEnoitary) July 24, 2019
入門機でも趣味用としてはまったく不足しない性能をもっているのがSPARK。SPARKをきっかけにドローンにハマってしまったら、もっと高性能なモデルが欲しくなってしまうかも?
【まとめ】ドローンの覇者「DJI」の厳選おすすめモデル3種【2019年 最新版】
- ドローンの腕を真剣に磨きたいプロフェッショナル志向の人には「PHANTOM4 PRO V2.0」をおすすめ!
- 映像作品を作ってみたいクリエイター志向の人には「MAVIC 2」をおすすめ!
- 気軽に持ち出して飛ばしたいレジャー志向の人には「SPARK」をおすすめ!