安くて美味しいおすすめのチリ産 赤ワイン『アロモ・カルメネール』

この記事はこんな人におすすめ！

『ワイン選びのプロ』がおすすめする人気のチリワイン！その人気の理由とは？

「ワインといえばフランス」という考える人は多いものです。

しかし現在、日本に輸入されているワインの量はチリが一番多く、フランスを抜いています。

その理由はいろいろありますが、もっとも大きな要因は、「チリ産のワインは安い」ということでしょう。

チリ産ワインなら、1000円を切る値段でおいしいワインが手に入ることも珍しくありません。

しかも、ローコスト帯でありながら、濃厚で上品質なものが多く、非常にコストパフォーマンスが良いのが特徴です。

チリで一番多く作られているのは、「カベルネ・ソーヴィニヨン」という、主に赤ワインに使用されているブドウです。

これが全体の3割近くを占めています。ただ、これ以外にも、世界各国で育てられているメルローや、カルメネールも扱われています。

なお、カルメネールは、すでに生まれ故郷であるボルドーでは育てられていません。ボルドーから渡ってきたカルメネールはチリで根付き、生まれ故郷からいなくなった後でも、チリで活躍しています。

カルメネールは、穏やかなタンニンと滑らかな口触りを持っています。酸味は決して強くはありませんが、赤ワインが苦手な人でも比較的飲みやすいという特徴があります。

『ワイン選びのプロ』がおすすめするチリワイン「アロモ カルメネール」を実際に飲んでみよう！

チリワインは非常にコストパフォーマンスが良いのですが、今回紹介するのは、1000円以下で買うことができる「アロモ カルメネール」です。

なお、今回ここで取り上げている「アロモ カルメネール」は、2018年のものです。

チリのセントラル・ヴァレーで育てられているワインである、上記で紹介したカルメネールを使って作られています（カルメネール100パーセント）。

「アロモ カルメネール」は、ブラックベリーなどの、黒く熟した果物の香りをまといます。

スパイシーさもあり、コショウのニュアンスも感じられます。香りにやや苦みが混じっているのも面白い点です。

フルボディで、タンニンがしっかりと感じられます。しかし、嫌味な感じはなく、飲みにくさはあまり感じません。果実感が強く出るワインであり、個性もあります。

「アロモ カルメネール」を語るうえでぜひ取り上げたいのが、その「価格の安さ」です。

フルボディで、飲みごたえのあるワインではありますが、価格は880円程度です。非常にお買い得なテーブルワインであり、買いやすいのがメリットです。

比較的重めの料理にも合わせられます。豚肉のステーキなどと組み合わせると、よりおいしくなるかもしれません。

ちなみに「アロモ カルメネール」を作っているワイナリーは、100年近くの歴史があり、数多くの国内外のコンクールで入賞を果たしています。

25か国と、非常に多くの国で愛されているこのワイナリーのお酒は、日本で見つけることも決して難しくありません。

チリワインは、「安くておいしいもの」「安くて飲みやすいワイン」が多くそろっています。

また、1本ずつの料金が安いので、飲み比べて行って自分に合うワインを探すことのできる楽しみもあります。

気軽に買うことのできるチリ産の赤ワインを、ぜひ試してみてください。